ジャイアンにおびえた1年間

中学生でイケてないグループに所属していると、大なり小なりイケてるグループから「いじり」のターゲットになります。これがエスカレートすると「いじめ」と呼ぶのかも知れませんが、案の定私はそのような扱いを受けていました。

 

イケてない奴はいじられる宿命

中学生は案外上下関係がはっきりしており、下にいると上からのプレッシャーが半端ないです。

私は1年生の時にクラスにサッカー部で大柄のジャイアンみたいな人がいました。先生にも反発的で、ちょっとしたワルみたいな感じですね。

そういった人は案の定、ターゲットを見つけて弄ってきます。そして、そのターゲットが私になりました。

 

当時の私は、

色白・ひ弱・声が小さい・気持ち悪い・運動ができない・頭が悪い

と、のび太君を上回るヘタレっぷりだったので、格好の標的でした。

ただ、次元が低すぎて、どちらかというと無視されていたのですが、それでもジャイアンの目に付いてしまった場合はけっこう弄られました。

 

「おい、お前。ちょっと来い」

 

と呼ばれていくと、関節技を決められたり、宿題をやらされたり(頭を使うものは私は出来ないので書き取りなどの単純作業が中心)、

 

「きもいんだよ!」

 

と見た目の事をけなされ尻を蹴飛ばされたり、とそんな展開が多かったです。

とにかくビビってなす術もなくやられていました。

ただ、最初は嫌だったのですが、徐々に慣れてくるとあまり気にしなくなってしまい、いじり開始から半年も過ぎれば何も感じなくなりました。いやはや、慣れは怖いです。

幸い、2年次のクラス換えで別々になったので、いじりは止まりました。

 

不良っぽい人はなんだかんだでモテる

一般的にいじりやいじめをしている人は評判が悪い気がしますが、私の場合は事情が別でした。

当時、彼のようなキャラクターは女子からそこそこ人気があり、はっきり言ってモテていました。彼女も中学1年生の時点でいたようで、けっこうやりたいことをやっていた模様です。不良っぽい人は人気がある、と言いますがホントその通りですね。

そんな事情もあったため、彼が私をいじる光景を女子は見ていても何とも思ってなかったようです。むしろ、彼の行為を正当化、というか普通と感じていたようですね。しずかちゃんみたいな人は全くおらず、かなり悲しい状態だったといえます。いわんや、ドラえもんなんかいるわけはありません。

サバンナの高橋さんなんかも中学生の時はヘタレだったと言いますが、ジャイアンにうまく取り入って難を逃れていたようですね。当時の私にもそんな処世術があればなぁ…、と悔やまれて仕方ありません。

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